
Intel 13/14世代のマイクロコードのクラッシュ問題対策
intel 14世代CPUでWindows, ゲームがクラッシュしまくる問題を自己流で解決する方法を発見したので書き残し
筆者の構成
CPU: intel Core i9-14900K
クーラー: MSI MEG CORELIQUID S360
M/B: MSI MEG Z790 ACE MAX
RAM: G.Skill Trident Z5 Royal Gold 16GBx2 + ASUS XPG STRIX 吹雪 16GBx2
GPU: MSI GeForceRTX4090 SUPRIM X 24G
SSD: MSI M480 1TB その他多数
PSU: MSI MEG Ai1300P PCIE5
OS: Windows 11 pro
CPUが問題だと考察した理由
Windowsの再インストール、クリーンインストールを行う → クラッシュ
マザーボード、RAMを新品に換装 → クラッシュ
最小構成で起動 → クラッシュ
BIOSのアップデートを行う → クラッシュ(パッチの手遅れ)。
一時期話題になった、GeForce Experienceのインストールに失敗。
解決策:BIOSの設定を変更
まず、BIOSを開き「Advance Mode」へ
左の大項目の「OC」をクリック

少し下に行って、「Advanced CPU Configuration」をクリック

少し下のほうにある「ターボモード」を「有効」から「無効」に変更

これでクラッシュしなくなりました
ただし、CPUの性能が落ちる可能性があります。具体的には、ターボブーストがなくなるので基本周波数で稼働するようになります。14900Kの場合は6GHz程出ていたところから3.2GHz程になってしまいます。
また、この設定はMSIマザーでの設定です。他のメーカーのマザーボードではUIが違うかもしれません。
余談
今回の設定で変えた「ターボモード」の下に「Long Duration Power Limit(W)」と「Short Duration Power Limit(W)」があります。
これはCPUの消費電力を制限する設定です。これを変更することで消費電力、発熱を低減することができます。
最後に
この設定でクラッシュが解消されるかはわかりませんが、一つの解決策として参考にしてください。